未経験でIT業界のエンジニアに転職して働く人は珍しくありません。求人についても、未経験歓迎と謳っている企業は多く見受けられます。企業が未経験者を募集するのは、一からエンジニアを育てる研修制度を充実させているからです。
ですがIT業界もピンキリで、どんな人でもいいからとにかく人手がほしいと未経験歓迎を謳っている企業も少なからずあります。そうした企業はブラックな傾向が強く、研修もままならない状態で長時間労働を強いることもあるため、転職時にはよく見極めたうえで応募しましょう。
このようなブラック企業に転職しないためには、企業の規模を参考にしつつ教育制度や福利厚生が充実しているかどうかで判断すると良いです。口コミサイトなどで現場の生の声を聞くこともできるため、ある程度参考になるでしょう。
未経験からエンジニアとして働くなら、前述の通り未経験歓迎の企業に応募するのが一番手っ取り早いと言えます。また、転職エージェントや転職サイトを使えば、より転職成功率アップにつながりやすくなるでしょう。
また、転職に向けてプログラミングの勉強や資格の取得はした方が良いのかと考えがちですが、エンジニアに一番必要なのは実務経験です。もちろん、エンジニアスキルに関わる勉強はしておくことに越したことはありません。
勉強してから転職するより、先にエンジニアに転職するのがおすすめです。実務経験を重ねながら必要に応じて勉強して資格取得を目指していく方が、効率良くエンジニアを目指すことができるでしょう。